台湾旅行がもっと楽しくなる!?台湾の食べ歩き文化はココがすごい!

台湾旅行の楽しみと言えば、美味しい台湾グルメは欠かせません。
特に、夜市などのB級グルメは「台灣小吃(タイワンシャオチー)」と呼ばれ、手軽にリーズナブルに楽しめるとあって大人気。

夜市で「台灣小吃」を食べ歩きながら、ぶらぶらと散策するのは台湾旅行の醍醐味とも言えます。

そこで、今回はそんな台湾の食べ歩き文化についてご紹介したいと思います。

食べ歩きのキーワード「台灣小吃」


(臭豆腐&甜不辣)



「台灣小吃」とは、台湾の生活や文化の中で生まれた、街角のいわゆる庶民的なB級グルメの総称です。
原住民や中国大陸からの移民によるご当地グルメをベースに、古くはポルトガルやスペインなどの植民地時代、日本統治時代などの外国文化、そして現代の東南アジアを中心とした出稼ぎ労働者によるアジア文化が融合し、台湾独自のオリジナルメニューが出来上がったと言われています。

台灣小吃の歴史

清の時代、福建省の多くの農民たちが台湾へ渡り開墾を始めました。
山を切り開き田畑を作るのに労力を消耗していたところ、そんな開拓者目当てに料理人が毎日、様々な料理を開墾地へと運んで行きました。
その土地で採れる素材を調理し、冷たいものから熱いものまで手軽に食べられる料理として作られたのが「台灣小吃」の始まりとも言われています。
その後、土地が拓けると中国大陸から多くの人々が台湾へ移住し始め、信仰を集める廟(=神社仏閣のようなもの)が出来ていきます。
そして、その廟への参拝者を相手に商売する出店や屋台が出現し、現在のような市場や夜市が生まれました。

<台湾の夜市は日本のアレが由来!?>

日本統治時代、納涼夏祭りが台湾各地でも開催されていて、その夏祭りの「縁日屋台」が今の台湾の夜市の発展へ少なからず影響しているそうです。
確かに、台湾の夜市にはグルメ屋台だけでなく、射的や輪投げ、金魚すくいなど数多くのゲームコーナーもあるので、日本のお祭りや、縁日の屋台に近いかもしれませんね。

台灣小吃の主な種類

今も続々とオリジナリティ溢れる新メニューが登場する「台灣小吃」ですが、その種類は多岐にわたります。
地域によってその土地の名物料理として発展してきましたが、今や台湾全国どこでも各地の名物小吃を楽しむことができます。

◆主な台湾名物小吃

小籠包(シャオロンパオ)
蚵仔煎(オーワージエン)
肉圓(バーワン)
牛肉麵(ニウロウミエン)
擔仔麵(ダンツーミエン)
麵線(ミエンシエン)
魯肉飯(ルーロウファン)
鷄肉飯(ジーロウファン)
臭豆腐(チョウドウフ)
珍珠奶茶(チェンジューナイチャー)
芒果冰(マングオピン)
豆花(ドウファ)
炸雞排(ジャージーパイ)
台灣香腸(タイワンシャンチャン)
炸花枝丸(ジャーホワジーワン)
胡椒餅(フージャオピン)
葱油(葱抓)餅(ツォンヨウ/ツォンジュワピン)
刈包(クワバオ)

外食文化によって食べ歩きへと進化?

台湾は外食文化が根付いていて、朝食、昼食、夕食、夜食まで外で食べるのが主流。
レストランや食堂で食べるだけではなく、テイクアウトして家や職場などで食べることも一般的なんです。
そして、特に手軽に食べやすい「台灣小吃」なら持って帰るまでもなく、その場でつまんで食べやすいということから、台湾の食べ歩き文化へ発展したのではないかと思われます。
元々はテーブルに着席して食べるメニューも、屋台や夜市などで食べ歩きがしやすいように小さめの器に入れたり串に刺したりと工夫が加えられ、新しいメニューの開発と共に台湾の食べ歩き文化はどんどん進化しています。

ココがすごい!台湾流食べ歩き方

独自の食べ歩き文化を発展させてきた台湾。
その文化には、食事マナーを厳しく教えられてきた日本人がびっくりするような習慣や決まり事があったりします。
ここからは、そんなちょっと驚きの台湾流食べ歩き方をご紹介します。

① ゴミは街なかにあるゴミ箱へ

日本では、街中にゴミ箱がなく、ゴミを持ち帰るのが当たり前になっていますが、台湾ではいろんな場所でゴミ箱をよく目にします。 夜市などでは大きなゴミ袋やゴミ箱を設置しているところも多く、駅や公園、歩道など、公共の場所にも多くのゴミ箱が設置されています。
ゴミの始末を心配せず、食べ歩きを楽しめますよ。

② 飲食店でもドリンク持ち込みOK!?

台湾の小さな飲食店では、基本的に他で購入したドリンクや食べ物などを持って入る事が可能というところが多いです。
例えば、グループで入店して誰かがそのお店で注文すると、他の人が外で購入した食べ物もその場で広げて食べるということが許されるケースが多々あります。
日本では考えられない行為ですが、そういったマナー違反のようなものさえ許してくれるのが台湾の優しさとも言えるかもしれません。

ただし、大手のファストフード店やレストランなどでは持ち込み禁止が一般的です。

店頭に「禁帯外食」や「禁止外帯」など「持ち込み禁止」と書かれていますので、必ず入店前にチェックしておきましょう。

③ 台湾ではお馴染みのドリンクホルダーがあると便利!

百貨店や雑貨店、ドラッグストアなど、ショッピングも楽しい台湾。
街なかにはドリンクスタンドもたくさんあって、タピオカミルクティーを片手にぶらぶらと街を散策するのも楽しいですよね?
台湾ではドリンクを持ったままお店に入ってショッピングを楽しむこともOK。
ただ、飲み物をこぼして商品を汚さないよう注意する、という最低限のマナーは守りましょう。
商品を汚す可能性が高いと思う場合は、店員さんにお願いするとお買い物の間だけレジでドリンクを預かってくれますよ。
また、雑貨屋さんなどで売られている布製の「ドリンクホルダー」は、持ち運びが便利なだけでなくお買い物の時にも腕に掛けておけるので、邪魔にならずオススメです。

ドリンクホルダーとは?

ドリンクホルダーとは、テイクアウトのドリンクカップを持ち運ぶ用に作られたもので、持ち手が付いているのでドリンクを安定して持ち歩くことができます。
オシャレな雑貨屋さんでもオリジナルのドリンクホルダーが売られていますし、大型スーパーなどの雑貨コーナーにもいろんな種類のものが置いてありますので、お土産としてもオススメですよ。

④台北のMRT(地下鉄)は飲食禁止!

台北市内のMRT(地下鉄)では、車内はもちろん、駅構内での飲食が禁止されています。
駅構内の床に書かれた「進入本區 禁止飲食(ここから先は飲食禁止)」という黄色のラインを越えると、水やガムでも一切口に入れることは禁止となっているので注意が必要です。
(持ち込みだけならOK)
外国人観光客であっても、もし飲食が見つかると最高7,500元の罰金となりますので、くれぐれもご注意を!

郷に入っては郷に従って食べ歩こう!

台湾の中高生が学校帰りに買うおやつ的存在の「炸雞排(フライドチキン)」は、顔よりも大きいというインパクト大な見た目と、独特のスパイシーな味わいで外国人観光客に大ウケ。全世界で爆発的ヒットとなった「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」も、まだまだ人気は衰えないなど、外国人が台湾に来る目的としても注目されている台湾小吃。
ガイドブックには紹介されていない謎のメニューや、見た目や匂いで敬遠しがちなメニューなど、日本人に馴染みが薄いけれど実はとっても美味!というようなものが台湾小吃にはまだまだたくさんあります。

どんな食べ物か分からなくても、地元の台湾人が行列を作っている屋台は確実に美味しいですし、なんと言っても値段がリーズナブルなので、台湾に来たなら台湾人を見習ってどんどん食べ歩きを楽しみましょう!
ただし、ゴミをポイ捨てしないなど、マナーはしっかり守りましょうね。

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