台湾といえばタピオカ!タピオカドリンクの歴史と発展を紹介


最近、日本で大ブームになったタピオカミルクティーを代表とするタピオカドリンク。

たくさんのお店もできて、街で飲みながら歩く人を見かけることも多くなりましたが、このタピオカドリンク、実は台湾発祥だということはご存知ですか?

今回は、日本でもとても身近になった台湾発祥のタピオカドリンクの歴史をご紹介します。

タピオカの種類


まず、ドリンクに入っているタピオカは「キャッサバ」という芋の一種から精製した粉を「クズウコン粉」などで加工し、乾燥させたもので、台湾では「波霸(ボーバー)」、「粉圓(フンユエン)」、「珍珠(チンジュ)」といいます。
種類としては、大きく分けて「白タピオカ」と「黒タピオカ」という2種類がありますが、このほかにも食用色素でいろんな色に着色したタピオカもあります。 また台湾では、タピオカの大きさが大小ミックスされた「混珠」を注文することもできて人気となっています。

◇白玉珍珠(白タピオカ)

白タピオカ→原料のまま着色していない白いタピオカです

◇黑糖珍珠=黑糖波霸(黒糖タピオカ)


黒タピオカ→無着色のタピオカに黒糖を入れて作った黒いタピオカ

◇粉圓=小珍珠


小珍珠→波霸(通常の大きさのタピオカ)の約3分の1の小粒タピオカ

タピオカは昔からずっとありました。

(豆花)
(かき氷)
タピオカ自体は昔から台湾でかき氷や豆花など、スイーツの具材として利用されていますが、現在もパンケーキなどドリンクに限らず、色んなスイーツでも使用されています。
最近、日本でも新たに注目されてきている豆花にも多くのお店でトッピングできますよ。 「タピオカ」と「ミルクティー」を合わせた、タピオカミルクティーが出てきたのは1985年か1986年の頃です。

タピオカミルクティーの発祥には二つの説があります。


1985年に、台中の「春水堂」のオーナーが「清涼飲料水に対抗できるような中国茶」として誕生させたという説と、1986年に、台南の「翰林茶館」も自分たちが発明したという説があります。
実際に「春水堂」と「翰林茶坊」の間で、どちらが元祖かを証明するための民事訴訟が10年間に渡って展開されましたが、どちらのお店も特許権を申請していなかったため、判決は「タピオカミルクティーは特許品ではなく、誰でもどの店でも調合ができる。このため、誰が “元祖” なのか論じる必要はない」という結果になってしまったようです。
結局、どちらが本当の元祖なのかは台湾人でも分かりません。 しかし、タピオカミルクティーが台湾発祥であることは確かで、発祥からたった10年で台湾の国民的な飲み物となり、またたく間に海外へ人気ドリンクとして広まっていったのです。

日本でのタピオカドリンクの歴史

●2013年「春水堂」日本第一号店が代官山にオープン

「春水堂」が日本に上陸して、台湾発祥のタピオカミルクティーが多くの人に愛され、第一次ブームになりました。

●2015年から「ゴンチャ」をはじめ、様々なブランドがどんどん日本上陸

●2019年流行語大賞に「タピる」がノミネートされました

「タピる」、「タピ活」という用語が日本の若い女性を中心に使われるようになり、拡散して社会現象になりました。
台湾では何十年もの歴史があり、台湾人の日常にもすっかり溶け込んでいたタピオカドリンクが突然、日本や各地で爆発的に流行したことに対しては、台湾人は少し驚きを隠せないようです。
日本や海外の国ではまだ知られていないだけで、台湾では至極あたりまえになっているものでも、新しい視点や感覚で見つめ直したらこれから大流行するかもしれないものがまだまだ台湾では未発掘になっているかもしれませんね。
これからも「台湾あるあるコーナー」では、そういった面白い台湾飲食文化も少しずつ紹介させていただきますので、楽しみにしていてくださいね。

また、台湾を代表する「元祖タピオカドリンク」を是非飲みに来てくださいねー!

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